配管の亀裂・ピンホールはなぜ起きる?
冬の朝、
- 水が出ない
- 配管が凍っていた
- 解けたあとに水漏れが始まった
この流れ、毎年多く発生します。
実は凍結トラブルは、
凍った瞬間より「解けたあと」に被害が出るのが特徴です。
凍結で配管が壊れる仕組み
水は凍ると体積が増えます。
配管内部で氷になると、
- 内側から圧力がかかる
- 配管が押し広げられる
- 見えない亀裂が入る
そして解凍後、
- 水が通る
- 亀裂から漏れる
という流れで水漏れが発生します。
実際に多い水漏れパターン
エコキュートのヒートポンプ側の配管
エコキュートの室外機まわりは、
- 風にさらされる
- 気温が下がりやすい
凍結しやすい場所です。
特に、
- 架橋ポリエチレン管
- 屋外露出配管
は注意が必要です。
さらに、
- 紫外線による劣化
- 保温材の破れ
が重なると、
凍結時に亀裂が入りやすくなります。
この場合、
- 水漏れが発生
- タンクにお湯がたまらない
といった症状につながります。
スピードホース(接続部)の凍結
見落とされがちなのが、
- 金属ナット部分
- 接続部の露出
です。
ここは保温材が巻かれていないことも多く、
ピンポイントで凍結します。
結果として、
- 接続部からの水漏れ
- パッキン劣化
- ナット周辺からのにじみ
が起こります。
銅管の凍結によるピンホール
銅管は丈夫なイメージがありますが、
凍結によるダメージは避けられません。
内部で凍結すると、
- わずかな膨張
- 金属疲労
が起き、
解凍後に**小さな穴(ピンホール)**が発生することがあります。
この場合、
- すぐには気づかない
- じわじわ漏れる
という特徴があります。
凍結後に確認しておきたいポイント
凍結があった日は、
解けたあとに次を確認してください。
- 配管から水滴が出ていないか
- エコキュート周辺が濡れていないか
- パイプシャフト内が湿っていないか
- 地面に同じ場所の水たまりができていないか
「水が出た=直った」ではありません。
その後のチェックが重要です。
放置するとどうなる?
小さな亀裂やピンホールを放置すると、
- 漏水が広がる
- 床下・壁内での水漏れ
- 給湯器の故障
につながることがあります。
特にエコキュートの場合、
- タンクにお湯がたまらない
- いつまでも沸き上げが終わらない
といった症状が出ることもあります。
予防としてできること
凍結対策として重要なのは、
- 屋外配管の保温
- 保温材の破れ確認
- 露出金属部の保護
です。
特に、
- エコキュートまわり
- 北側の配管
- 風が当たる場所
は凍結リスクが高くなります。
まとめ
- 凍結トラブルは「解けたあと」に水漏れが出やすい
- 架橋ポリエチレン管・銅管・接続部が要注意
- 小さな漏れでも早めの確認が重要
冬の凍結は一時的でも、
配管へのダメージは残ります。
「水が出るようになったから大丈夫」ではなく、
その後の状態を確認することが安心につながります。


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