エコキュートの水抜き方法|必要なケースとやり方を設備業者が解説

エコキュート

エコキュートは基本的に毎日使う設備なので、普段は水抜きをする必要はありません。

しかし、

  • 長期間家を空ける
  • 寒波で凍結が心配
  • 修理やメンテナンスをする

といった場合には水抜き作業が必要になることがあります。

この記事では、住宅設備の施工現場でも行う
エコキュートの水抜き方法と必要なケースをわかりやすく解説します。


エコキュートの水抜きが必要になるケース

まずは、水抜きが必要になる代表的なケースです。

長期間家を空けるとき

旅行や出張などで数日〜数週間家を空ける場合は、水抜きを検討します。

エコキュートのタンクには

300〜460リットルほどの水

が入っています。

長期間使わないと

  • 水質の劣化
  • 雑菌の繁殖
  • 臭いの発生

の原因になることがあります。


冬場の凍結対策

寒波が来る地域では
配管の凍結破損を防ぐ目的で水抜きをすることがあります。

水は凍ると体積が増えるため

  • 架橋ポリエチレン管の亀裂
  • 銅管のピンホール
  • スピードホースの破損

などの水漏れにつながることがあります。


修理やメンテナンスのとき

設備業者が作業する場合も、水抜きを行います。

例えば

  • 配管交換
  • バルブ交換
  • ヒートポンプ交換

などの作業では、水が入ったままだと作業できないためです。


エコキュートの水抜き方法

一般的な家庭用エコキュートの基本的な水抜き手順です。

(※メーカーや機種によって多少異なる場合があります)


①給水止水栓を閉める

まずはエコキュートへ水を送っている給水バルブを閉めます。

これでタンクへの給水が止まります。


②逃し弁を開ける

貯湯タンクの上部にある

逃し弁(安全弁)

を開きます。

これによりタンク内の圧力を逃がすことができます。


③排水バルブを開ける

タンク下部にある

排水バルブ

を開けます。

するとタンク内の水が排水されます。

排水は

数百リットル出ることがある

ため、排水先を確認しておきましょう。


④水が出なくなれば完了

排水が止まれば、水抜き作業は完了です。


実は一般家庭では水抜きはほとんどしない

現場の感覚でいうと、
一般家庭で水抜きをするケースはあまり多くありません。

最近のエコキュートには

  • 凍結防止ヒーター
  • 凍結防止運転
  • 自動循環機能

などが備わっているためです。

そのため水抜きが必要になるのは

  • 空き家
  • 長期不在
  • 修理作業

といったケースがほとんどです。


凍結による水漏れには注意

冬の現場では、凍結による水漏れをよく見かけます。

特に多いのは

  • 架橋ポリエチレン管の破裂
  • スピードホースの凍結
  • 銅管のピンホール

などです。

エコキュート周りの配管は

保温材でしっかり凍結対策することが重要です。


まとめ

エコキュートの水抜きは普段は必要ありませんが、次のような場合には行うことがあります。

  • 長期間家を空けるとき
  • 寒冷地で凍結が心配なとき
  • 修理やメンテナンスのとき

配管の凍結は水漏れトラブルの原因にもなるため、冬場は特に注意しましょう。

エコキュートの仕組みとは?

エコキュート配管の水漏れ事例

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