結論
ケースによる。
使える場合もあれば、給湯器交換と同時にリモコン交換が必要な場合もある。
この判断を間違えると、
- 床暖房が効かない
- A面/B面が切り替わらない
- 浴室乾燥機の「暖房」だけ使えない
といったトラブルにつながりやすい。
まず全体像を図で理解する(超重要)
┌───────────────┐
│ 給湯器(熱源・制御の中枢) │
│ ・お湯を作る │
│ ・暖房を制御する │
└───────────────┘
⇅ 制御・信号
┌───────────────┐
│ 床暖房ユニット │
│ ・A面/B面の切替 │
│ ・電動バルブ制御 │
└───────────────┘
⇅ 連動
┌───────────────┐
│ 浴室乾燥機 │
│ ・乾燥/換気 │
│ ・暖房(給湯器連動) │
└───────────────┘
👉 給湯器は「お湯を作るだけ」ではなく、床暖房・浴室乾燥機をまとめて制御している親機。
なぜ給湯器交換で問題が起きるのか
給湯器を交換すると、
- 制御方式
- 通信規格
- 対応している暖房系統数
が変わることがある。
その結果、既存のリモコンや制御が合わなくなる。
そのまま使えるケース ✅
メーカー・シリーズが同じ
- ノーリツ → ノーリツ
- リンナイ → リンナイ
- 後継機種への交換
👉 通信方式が同じため、
床暖房・浴室乾燥機のリモコンも継続使用できることが多い。
床暖房・浴室乾燥が給湯器非連動タイプ
- 床暖房に独立した制御ユニットがある
- 浴室乾燥機が電気式暖房のみ
👉 給湯器の影響を受けにくい。
交換が必要になるケース ❌(トラブル多発)
給湯器のメーカーが変わる
例:
- ノーリツ → リンナイ
- リンナイ → パロマ
👉 リモコンの通信規格が違うため、
表示しない・操作できない・誤動作が起きる。
新しい給湯器が暖房非対応
- 給湯専用タイプ
- 暖房能力不足
👉 床暖房・浴室乾燥機の「暖房」が使えなくなる。
床暖房のA面/B面構成が合っていない
- 旧:2系統(A面・B面)
- 新:1系統設定
👉
- A面だけ暖かい
- B面がまったく入らない
という相談が非常に多い。
浴室乾燥機が給湯器連動型
- 暖房用の温水を給湯器で作るタイプ
👉 給湯器変更で
暖房だけ動かないケースあり。
よくある誤解
❌「リモコンは壁についてるだけだから、そのまま使える」
⭕ 給湯器と通信して動いている制御端末。
会話できない相手に変わると、
リモコンはただの飾りになる。
給湯器交換時に必ず確認したいポイント
施主側・業者側ともに重要。
- 現在の給湯器メーカー・型番
- 床暖房は何系統?(A面/B面)
- 浴室乾燥機に暖房機能があるか
- 新給湯器は暖房対応か
👉 これを事前に整理するだけで、
交換後トラブルはほぼ防げる。
施工の際の実務的な話
給湯器交換工事で一番もめるのは、
「リモコンはそのまま使えると思っていた」問題。
機器代より、
説明不足による不信感の方がダメージが大きい。
まとめ
- 給湯器は床暖房・浴室乾燥機の制御中枢
- 交換時にリモコンが使えなくなることは珍しくない
- メーカー変更・暖房対応・系統設定が重要
👉 交換前の確認が、
一番安くて確実な対策。
※本記事は仕組みと判断の目安を解説するもので、作業手順やDIYを推奨するものではありません。異常がある場合は専門業者へ相談してください。



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